障がい者グループホームの運営書類① ~業務日誌の作成方法~

コラム

障害福祉事業は行政から許認可を受けて行う事業です。そのため、運営にも様々なルールが存在し、必ず作成をしなければならない書類や、必要項目が存在します。

毎日作成が必要な書類の中に「業務日誌」が存在します。共同生活援助(障がい者グループホーム)の運営時に必要な業務日誌は、どんな内容が必要となるのか、詳しく見ていきましょう。

 

■業務日誌とは?

日記、日誌、日報はそれぞれ異なる目的と用途の記録ツールです。

日記は個人の感情や経験を記録するのに、日誌は事実や行動を中立的に記録するのに、日報は業務の進捗を管理するのに使用されます。

それぞれの形式は記録したい内容や使用目的により選びましょう。

今回見ていくのは、業務日誌です。上記に倣うと、業務日誌は毎日の仕事の関わる報告書です。 職場によって呼び方が違う場合もありますが、業務日誌には、その日の仕事の内容や行動を記載しましょう。

 

 

■業務日誌の必要項目

共同生活援助における、業務日誌については決められた書式はありません。ただし、業務日誌は事業を管理するうえでも必須の書類となります。

グループホーム(共同生活援助)の事業所の1日の動きがわかるように記録を残します。後追いができるように記録を残すことによって業務の効率化にもつながります。

また、実地指導においては、業務日誌の記載が個別支援計画やサービス提供記録(日誌・ケース記録)と整合性をとれいてるか確認されます。その際に、記載の漏れをカバーしてくれる場合もありますので、必ず業務日誌を作成しましょう。

 

■しょーあっぷでできること

「日報・記録」機能

グループホーム運営状況を事業所ごと、建物ごとにまとめた業務日報として記録することが可能です。

職員の勤務実績、利用者への支援内容、健康状態の記録、生活・食事・日中・夕食の様子等の記録が可能です。必要であれば、これらをエクセルにまとめてダウンロードすることが可能です。

 

■まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「業務日誌」についてみてきました。

決まったフォーマットや項目が設定されていないものの、実地指導時には必ず提出を求められる書類です。適切な運営がなされているかどうかの判断材料ともなりますので、職員一同共通認識をもって、業務日誌を日々作成していくようにしましょう。

この書類がない場合、日々の職員同士の業務連携や支援内容が正しく伝わらず、実際の運営にも支障をきたす可能性があります。運営管理の上でも重要な書類ですので、確実に作成をしていってください。

また、しょーあっぷでは、「業務日誌」以外にも、日々作成が必要な「サービス提供実績記録表」、月々で作成が必要な「利用者請求書・領収書」「国保連請求書・明細書」「代理受領通知書」、その他「個別支援計画に関する書類」「シフト表」「契約内容報告書」等々、必要書類をシステム上で作成・管理することが可能です。

利用者さんごとの料金設定の変更や棟ごとの設定・利用者管理、その他職員の管理も対応しているソフトですので、気になる方はお気軽に下記よりお問い合わせください。

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